インドブッダガヤ・仏心寺テンプル(カリーテンプル)の公式サイトです。

''①仏心寺に泊まって'' 寺本芳瑛

旅人からの思い出>エピソード1.

仏心寺に泊まって                 寺本芳瑛

インドでの都市間のハードな移動を繰り返し、お金もなかった為ろくにご飯も食べていないという状態で、疲れ果てている自分を拾ってくれたのが仏心寺でした。
 仏心寺ではドミトリーで4泊したのですが、それがとても清潔で、ベッドの寝心地も良く快適で、非常に休息が良くとれました。インド人のスタッフ、ジェネラルマネージャーも皆親切でした。何より良かったのが、そこのマスターである清水さんとお話ができたことです。ブッダガヤに来たということで、仏教を深く感じたいなと思っていたので、同じ日本人である清水さんから仏教はもちろん、インドの仏教について、また実際のインドの教育状況など、聞きたかったことが殆ど聞けてとても良かったです。
 そのお陰で、仏教への関心が高まったり、インドの様々な問題に対する考えが深まったりしました。次回ブッダガヤに行く時は、迷わず仏心寺にまた泊まりたいです。
 ブッダガヤという都市自体はというと、まずその静寂さに驚きました。それまでデリーやアーグラーやバラナシと、騒音の中で生活してきて、その騒がしさがインドでは標準なんだと認識してきたところでブッダガヤに入ったので、インドじゃないみたいだと感じました。
 仏教寺院の夕べのお勤めに参加していたのですが、そこでうぐいすの鳴き声を聞いたときは日本に帰ってきたのではないかと思わされました。
 マハーボディー寺院にいくと、各国から修行や観光目的で来ている仏教僧がたくさんおり、行を行っている場面を目にするたびに同じ仏教の考えをもつものとして、とても刺激を受けました。また、やはりブッダの悟りの地と言われるだけあって、大仏や仏像などがあちらこちらに点在しており、何だか家に帰ったような気分になりました。
 物乞いの人々は他都市に比べて確かに多く、最初はショックを受けました。しかし、ブッダガヤに彼らがいるというのは僕に、「縁」や「お布施」という考えを再認識させました。彼らが自分に対して物を乞うのは僕と彼らの間に何かしらの縁があるからで、それを素直に受け止め、感謝するということが自然だと感じました。
 そこで、感謝してお金をお布施として彼らにあげさせていただくという気持ちにもなれました。それも、おそらく仏教の聖地ブッダガヤでなければ中々巡り会わなかったかもしれません。だから、ブッダガヤにこさせていただいたことに感謝し、またブッダガヤには行きたいです。

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional