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''②ブッダガヤ、仏教について'' 大関純平

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ブッダガヤ、仏教について              大関純平

私が初めブッダガヤに訪れた理由は特にありませんでした。それまで、仏教やその他の宗教にあまり関心がなく、一つの観光地としてしか考えていませんでした。しかし、ブッダガヤの雰囲気、そして多くの国が自国のお寺を持っており、その新鮮さに惹かれ、長期滞在することを決めました。また、仏心寺でのお勤めや仏教についての勉強やお話を聞かせて頂くなかで、さらに興味深い場所になっていきました。
それまで、インドを一ヶ月ほど旅しておりましたが、ブッダガヤは他の地域に比べ、静かで落ち着いた印象を受けました。そして、食事や宿泊費が安く、長期旅行をしている私にとって大変過ごしやすい土地でもありました。
ブッダガヤは、お釈迦様が悟りをひらいた場所、マハーボディ寺院を中心に市場やバスステーション、リキシャー乗り場などがあります。マハーボディ寺院には、毎日多くの巡礼者が訪れ、各々の作法で礼拝やお経をあげており、特に、多くのチベット僧達が一ヶ所で五体投地をしている姿は圧巻でした。そして、寺院の外壁にはたくさんの彫刻が施され、観る者を飽きさせない素晴らしい寺院でした。また、夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。朝、昼、晩と違った姿を楽しめるのもマハーボディ寺院の魅力の一つだと思います。 先にも述べた通り、初めは仏教に対してさほど興味がありませんでした。しかし、お勤めを続けていくと自然と心が落ち着いていく感覚がありました。また、駐在僧の清水さんや古本さんがお釈迦様の教えを分かりやすく説明してくれたため、お勤めの中で「感謝」や「懺悔」ができるようになってきました。それから、仏教について学びを深めたいという気持ちが強くなってきました。そして、学ぶほどに生きる上での悩みや不安が少なくなっていきました。
私は日本にいるときから、哲学書や自己啓発の本を読むことが好きでそれらをよく読んでいました。仏教について学んでいくと、読んだことのある内容や似通った言葉があり、仏教の考え方がとても哲学的であることに驚きました。加えて、本を読み、頭で理解できていたような言葉が、仏教を学ぶことで心から理解できた感覚になりました。その中でも印象に残っているものが「縁」の考え方です。全ては繋がっており、生きる上で「縁」は必要不可欠である。それに対してしっかりと感謝する。そして、受け入れる。この意味を自分なりに理解できたことが大きな成長であったと思います。
私はブッダガヤという土地にきて、仏の教えを通し、心の成長や考え方の変化が起こってきました。これもこの場所に仏心寺があり、素晴らしい住職さん達に出会えたことが大きかったと思います。このご縁に感謝し、これからも精進して参りたいと思います。この度は誠にありがとうございました。
【仏心寺について】
清潔な宿坊があり、お勤めをする方にはお奨めです。また、お経について、丁寧に説明をしてくれます。

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